伝統文化。この言葉を聞いて、みなさんはどんなイメージを抱くでしょうか?「格調高さ」や「厳かさ」「由緒正しさ」、あるいは「ちょっと難しい」と感じる人もいるかもしれません。

ポーラ伝統文化振興財団設立40周年を記念して初開催の運びとなった本展『無形にふれる』では、伝統芸能、伝統工芸、民俗芸能という3つのカテゴリーにわけ、こうした従来の「伝統文化」のイメージを一度解体したのち、デザイン的なアプローチで再構築。思想家ルドルフ・シュタイナーの「12感覚」をヒントに、今を生きる私たちの美意識を、驚きや親しみとともに呼び覚まします。

古からの型を守りながらも、時として革新的であったからこそ現代に受け継がれてきた伝統文化。見えない魅力にふれ、聞こえない音に耳をすませる行為は、旅先で感覚を開いて新しいものを吸収するようなもの。旅を終えたあとには、これまでとは違う世界が広がっているでしょう。

お知らせ

本展の見どころ・関連イベント情報は、12月中旬から情報公開の予定です。

展覧会概要

ご挨拶

私たちがふとした時に立ち返る心の拠り所、それは、日本人が共通して持つ美意識だと我々は考えます。その美意識は、日本の歴史と風土の中で醸成された日本人の感性とわざにより伝統文化の中に息づき、はぐくまれてきました。ポーラ伝統文化振興財団はそうした伝統文化の素晴らしさを未来へ繋げていくために活動を続け、このたび40周年を迎えます。

より多くの方に、ひとりひとりの感受性を全開にしてほしいと願い企画した本記念展。ぜひ、伝統文化とのふれあいで自身の中の眠った感覚を呼び起こしてください。その感覚が美意識となり、あなたの内面の美しさを磨くきっかけとなれば幸いです。

ポーラ伝統文化振興財団とは

ポーラ伝統文化振興財団は、「本当の美しさは、内面の美や心の豊かさを伴ってこそ初めて実現する」というポーラ・オルビスグループの創業者の想いの下、豊かな社会と文化の向上に寄与することを目的に、1979年12月に設立されました。2011年には、公益財団法人に移行し、現在まで、日本の優れた伝統工芸・伝統芸能・民俗芸能といった無形の伝統文化を未来につなぐため、その保存・伝承・振興の活動を行っています。

アクセス

  • 東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線 銀座駅 A9番出口徒歩6分
  • 東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 7番出口すぐ
  • JR有楽町駅 京橋口改札徒歩5分