見どころ

本展『無形にふれる』では、展示をご鑑賞していただくにあたり、それぞれの伝統文化ごとに「テーマ」を設けました。

今回、女性を中心としたクリエイターたちからなる企画班が、6つの伝統文化の継承者を取材した際に、伝統文化から感じた美しさ、おもしろさなどを切り口としてテーマを考えました。これまであまり伝統文化になじみのない若い女性たちにも楽しんでいただける構成になっています。

本展はこのテーマを軸に、それぞれの伝統文化を解体・再構築。「見る」だけでなく「体験」しながらご鑑賞いただける構成となっております。自分の中の感覚を呼び覚まして伝統文化を感じることで、これまでとは違う魅力を「体感」していただけることでしょう。

鑑賞する際のヒントとして、ルドルフ・シュタイナーが提唱する「12感覚」も手掛かりに、ご覧いただくことができます。

シュタイナーの「12感覚」とは、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚という通常の「五感」に加え、熱感覚、運動感覚、平衡感覚、生命感覚、言語感覚、思考感覚、自我感覚が加わったものをいいます。これら12の感覚が互いに協力して働きあい、私たちは自分自身について、自身をとりまく世界について、より深く、細かく認識して成長してきたとシュタイナーは考えています。

本展開催にさきがけて、このページでは展示の「見どころ」を少しだけお伝えします。伝統文化の魅力の断片に触れることで、「みえないものを可視化して、きこえない音に耳をすませる」をキャッチフレーズとした本展『無形にふれる』へ足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。

出展者・展示企画クリエイターのご紹介